地元・鈴木慶太の一発に期待！

雨の影響もあって、気温は15度程度。肌寒さを感じる前検だった。

シリーズの主役であるドリーム戦1号艇に指名された白石健だが、低調機とのタッグとなった。感触も「これは厳しいですね。何かが違う。本体が原因だと思う」と険しい表情を見せた。特訓を終えるとすぐさま本体整備へ向かった。2号艇の岡祐臣は「ターン回りはまあまあ」と及第点を付けた。3号艇の谷野錬志は前節V機をゲット。「乗りやすいし、足もいい。前検でここまでいいのは久しぶり。このままレースに行ってもいいぐらいです」と、白石とは対照的に笑顔を見せ、話しぶりも軽やかだった。4号艇の佐藤博亮も好抽選。「少し伸びが良さそう。特訓も余裕がありました」と好感触を得た様子だった。外枠勢の荒井翔伍、池田雄一は一息。荒井は「行き足から伸びが怪しい気がした」と話すと、池田も「良くないです。特に出足が良くないけど、伸びもレースに行ったら良くなさそう」とマイナスのコメントが目立った。

当地の看板機である17号機を手にした冨田秀幸が軽快な動きを披露。「出ている感触がありました。立ち上がりが良かった」と話し、前検一番時計をマークした。快速19号機は深澤達徳がゲット。「行き足がいいですね。回り過ぎだけど、乗れたし、体感はすごくいいです」とコメント。今節も好走するだろう。渡邊雄一郎は近況好調の11号機を手にして「手前はしっかりしていると思う。前検としては合格です」と納得した表情を見せた。

そんな中で注目して欲しいのは地元の鈴木慶太。思い切りのいいターンが魅力で、前回の当地ルーキーシリーズでは大活躍。特に6コースからはバチッとスタートを決めてくるだけに、大外になった時は警戒した方がいいだろう。