ボートレース江戸川

江戸川

田中宏樹が嬉しい水神祭!

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強い北風が吹き、オープニングから安定板が装着された5日目。116期の田中宏樹が5日目4Rをまくりで制してデビュー226走目にして初の1着。レース後は同期や先輩に担がれて水面に投げ込まれ、水神祭が行われた。「長かったけど、いいスタートを行けたし勝てて良かった。師匠の篠崎仁志さんにもいい報告ができる」と初勝利に一安心。やまと学校では卒業レースでVを飾るなど将来を期待されていた1人。今節も随所に見せ場を作っていただけに、勝ち方を覚えれば今後の更なる飛躍にも期待できるだろう。

5日目は2つのセミファイナルがメーン。11Rは地元の今泉友吾がインでスタート立ち遅れながら何とか逃げ切り1着。差した中村晃朋佐藤博亮が2、3着に入りこの3人がファイナル進出。一方、12Rはインから上村純一がトップスタートを決めながら、カドからまくり差しのハンドルを入れた浜先真範に敗れる波乱。2番手は仲谷颯仁が走っていたが、何とか最終2Mで上村が仲谷を逆転し2着。3着の仲谷までが優出を果たした。

これで優勝戦は1枠から今泉、浜先、上村、中村、仲谷、佐藤という並びで、上村と仲谷以外はデビュー初優勝がかかる一戦に。6人の機力相場だが「スタートして余裕があるし、上村さんや仲谷くんと競って出足も良かった」と話す浜先がトップと言えそう。上村や仲谷も悪くないが、今泉や中村、佐藤はやや劣勢で、今泉や中村は本体整備も示唆している。

地元でデビュー初Vがかかる今泉は「江戸川は得意な方だし、水面が荒れても大丈夫。地元だし優勝したい」と気合の談話。あとは「とにかく行き足が欲しい」と話すように、スタートをしっかり行ける舟足に仕上げられるかがカギとなる。

また、2度目の優出となった浜先が「(デビュー初優出の)三国よりチャンス」と言えば、仲谷も「江戸川で1着がないしメチャクチャ1着が欲しい!」と。大外回りとなった佐藤も「スタートは任せてください!」と、何とも穴党の心をくすぐるコメント。新鋭リーグを含めると約18年ぶりのヤング戦、波乱続きの今節を象徴するように、最後も6人誰にでも優勝のチャンスがある一戦となった印象だ。

また、今節はアクシデントが多発し帰郷者も続出。最終日は後藤隼之門間雄大の2人が追配で参戦することとなった。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
5上位級 中山 雄太 土屋 幸宏 安河内 将 浜先 真範
4中堅上位級 上村 純一 和田 操拓 宇田川 信一 三好 祐樹 森永 隆 白神 優 井上 尚悟 藤原 啓史朗 下寺 秀和 酒井 陽祐 仲谷 颯仁 武藤 直志
3中堅級 守屋 大地 酒井 俊弘 山口 亮 角山 雄哉 中村 晃朋 木村 仁紀 今泉 友吾 馬場 剛 マイケル 田代 小池 哲也 吉崎 悠司 染川 直哉 田中 宏樹 菊地 敬介
2下位級 河野 大 福田 宗平 竹井 貴史 佐藤 博亮 古賀 智之 四宮 与寛 加藤 翔馬 鈴谷 一平 小林 祐介
1ワースト 森 照夫 菊池 宏志