ボートレース琵琶湖

琵琶湖

高橋勲がイン速攻Vで当地の初代ヘビー級王に!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

当地では初の試みとなった重量級選手が覇を競う「ヘビー級王決定戦」の優勝戦はどんよりとした曇り空の下で行われ、絶好枠の高橋勲がインから速攻を決めて優勝。しかしその後方では熾烈な2位争いがゴール寸前まで繰り広げられた。

午前中は追い風中心だった風向きが、優勝戦の少し前から向い風に変わり、風速3m、波高3cmという水面状況で優勝戦が始まる。進入争いでは一瞬動きもありそうだったが、結局枠なり3対3で落ち着き各選手が進入を開始した。

スリットではインの高橋と2コースの地元・中村有裕が1艇身スタートを決めたが、3コースで節一パワーを誇る同じく地元の西川真人はコンマ25とやや遅れ、カド4コースの大庭元明やアウトの芦澤望矢後剛もコンマ20台前半と少し慎重になった。

こうなれば、ここまで10戦8勝の高橋に圧倒的有利な展開となり、インから楽々と先制を決める。これに対しパワー面では見劣る2コースの中村は攻めあぐね、引き並みに足を取れられ大きく振り込んでしまう。スリット劣勢からパワーで伸び返した西川が全速で追うも逃げる高橋を捕らえることはできず、逆にアウトからまくり差しでズバッと展開突いてきた芦澤に並ばれてしまい、その内から矢後も伸びてきた。

2Mを高橋が悠々と先制し焦点は2位争いに移ったが、ここから3者による熾烈な2位争いはラストコーナーまで続いた。終始全速ターンで西川、矢後を振り切った芦澤が2位、最後は腕の差で強パワーの西川を抑えた矢後が3位となり、遙か前方を行く高橋から東京勢が上位を独占する形となった。3連単は1-5-6で6,880円(21番人気)。

11戦9勝という圧倒的な成績で高橋が当地初代ヘビー級王となりシリーズの幕を閉じた。