ボートレース浜名湖

浜名湖

浜先真範がエンジンパワーを絶賛!

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『東海VS中四国 三遠ネオフェニックス杯』は2日目を終了。レース中盤に激しい雨が降り、「回転が上がらない」という声が多かった。気象条件の変化に敏感なのは低調機の方で、看板機がよりパワフルに見えた一日だった。

特に最高勝率の2号機は対戦相手がこぞって「出ている」と舌を巻く。白星こそ掴めなかったが、2、3着と舟券に絡んだ浜先真範は「行き足から伸びは前検からいいし、ターン回りもモタつくことがない」と好感触。後半は雨の中での戦いとなったが、初日連勝の新田泰章を道中さばいて競り落とすインパクトのある内容。「競っても強かったし、気象条件に左右されることもないですよ」と絶賛だ。

2号機の引き立て役となってしまった新田は「何も(調整は)していません」とノータッチ。だが、結果を踏まえて「乗りにくさがあったので、ペラを微調整するかも」と気象条件に応じた調整が必要となる。

49号機の勢いも止まらない。中嶋健一郎は好枠2走を味方に危なげない走りを披露。初日ドリーム戦から連勝を3に伸ばして得点率トップに立った。「実は、調整が合った時がまだないんですよ」と記者に打ち明け、「合ってなくても全体に足はいい。合わせることができるか、調整を続けていきます」と慌ただしく作業しながらも表情には余裕がうかがえる。「合えば出足がしっかりするのは知っていますからね」と。調整に正解が出れば、優勝戦1号艇にふさわしい仕上がりとなる。3日目は成績よりもどんな勝ち方を見せるかに注目が集まる。

初日の伊藤将吉はペラ調整の必要性を訴えていたが、「自分の形にはしないで、もらった形のいい部分を活かして調整している」と柔軟に対応。2日目は行き足の鋭さを増した印象で、オール2連対をキープ。2日目を終えて得点率は3位。中嶋との差はわずかで、逆転トップ通過へ更なる上積みを施す。

宇佐見淳も伊藤と同じくオール2連対。前検日から46号機を信頼して「湿気があっても行き足はいい」と特長を示唆。「最近は慌てて調整して失敗することが多かったから、今回は落ち着いて調整したい」とリラックスムード。

一方、福田雅一は得点率7位で勝負態勢。2日目はキャリアボデーを交換して挑んだが、「伸びが良くならなかったし、悪くもなってないから戻す」とリセット。「ターン回りは悪くないから、このまま行ってもいいのかな」と思案顔も、予選最終日は2号艇1回乗りなら、特長を活かした走りを見せてくれそうだ。

エンジンパワーランキング
【超抜
中嶋健一郎、浜先真範
【上位
前本泰和、新田泰章
【中堅
近藤稔也、山本浩次、江本真治、鈴木茂高、伊藤将吉、宇佐見淳、平野和明、高野心吾、長谷川雅和、橋本明
【中堅
土井内大助、森竜也、石田豪、宮武英司、吉原聖人、福田雅一、田村勇一、天野晶夫、岡瀬正人、澤大介、大田誠、古川誠之、池田雄一、石田一吉、浜野孝志、片岡秀樹、金田大輔、永田郁弥、岩永雅人、吉川貴仁
【下位
中村稔宏、黒田誠司、鈴木孝之、池田雄祐、島村隆幸、伏見卓
【ワースト
杢野誓良、後藤陽介、中越博紀