ボートレース浜名湖

浜名湖

新田泰章がカドからまくってV!!

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「東海VS中四国 三遠ネオフェニックス杯」は29日、優勝戦が行われた。

今節は高勝率機が勢ぞろいで、機力差が大きいシリーズだった。優勝戦は看板モーター49号機の中嶋健一郎、25号機の前本泰和、66号機の新田泰章が登場。伊藤将吉山本浩次のドリーム組も順当に勝ち進んだが、これらを抑えて予選トップ、優勝戦1号艇をゲットしたのが宇佐見淳。今節は自慢の行き足を武器に躍動感あふれるレースを展開した。

接戦ムードの頂上決戦を制したのは…?

スタート展示の進入は枠なりだったが、レースではピット離れで4枠の前本が飛び出して3枠の伊藤を押さえ込み、1243カド56の4対2となった。スロー水域はさほど深い起こしとはならなかったが、枠なり5コースでもカドに引いた新田にチャンス到来。スリットラインは全艇コンマ20台以上。それでもフルダッシュの新田はグイグイ伸びてまくり態勢。インの宇佐見が抵抗するも振り切り1Mを先マイ。バックストレッチで一気に後続を引き離した。

宇佐見は立て直して差し伸びた中嶋を2M先に回して差しさばき、2着を確保。中嶋は道中猛追も及ばず3着でゴールした。2連単5-1、4790円は16番人気。3連単5-1-2、19900円は61番人気。

優勝の新田は66号機の力を存分に引き出し、三拍子そろった仕上がりに。それでも「2日目までは何も調整してないし、3日目で初めてペラをたたいてピット離れから良くなった」と調整の方向も明確。優出を果たして「まだ回転を合わせる余地がある」とコメントしており、優勝戦は舟足に鋭さを増した。最良の結果を得た新田にとって充実の4日間であったことは間違いない。