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桐生
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開催5日目は第9~11Rで準優戦が行われた。準優9Rはインの倉谷和信がコンマ10のトップSを決めて先マイ。節イチの足を誇る田中孝明の差しを封じて逃げ切り、優出一番乗りを決めた。その田中が次位を守って2着に入線。2連単1-2は390円という人気決着となった。
続く準優10Rはスリットでほぼ横一線となり、インの藤生雄人が先マイ。その懐を鋭く差した木下大將は藤生に舳先を入れて2Mを先取りし、そのまま突き放して1着ゴールを切った。藤生は2着に残し、2連単2-1は1050円。
そして迎えた準優11R、初日から無傷の7連勝を決めた小林泰が登場。残念ながら前半レースで5着に敗れて完全Vの夢は断たれたが「それで変な重荷が取れました」と気持ちを切り替えて臨めたようだ。コンマ10のSを決めた小林泰に対し、同期の津久井拓也もコンマ08のSでスリットのぞく。1M先マイした小林泰だが、3艇に差されてバックは並走状態。最内を差した津久井にとらえられたかと思われたが、2Mで冷静に差し返して「抜き」で1着。津久井とのワンツーを決めて、見事に優勝戦1号艇をゲットした。
9戦8勝の小林泰は初優勝へマジック「1」となった。機力相場では相変わらずエース40号機の田中が全部の足が仕上がっており、間違いなく節イチ。初V王手の小林泰は回り足系が光っている。2号艇の倉谷は伸び寄りの足で、直線系は上位に匹敵。3号艇の木下は伸び中心に良く、準優は抜群の仕上がりだった。4号艇の藤生は全体に普通の足で、優勝戦に入るとやや分が悪い。6号艇の津久井も機力だけなら節イチ田中の次くらいか。
エンジンパワーランキング
【超抜】
田中孝明
【上位】
山田竜一、西野翔太、小林泰、津久井拓也
【中堅】
倉谷和信、中村守成、小巻良至、大熊辰弥、寺本重宣、柴田大輔、木下大將、野村誠、尾崎雄二、落合正侑、松井洪弥、照屋厚仁
【中堅】
星野政彦、小野信樹、樋江井愼祐、市川哲也、大石和彦、米田隆弘、藤生雄人、小林享、菅沼佳昭、中野次郎、石塚久也、関根彰人、鈴木智啓、坂口明義、渋谷明憲、吉村誠、渡邊裕貴、伊倉光、大塚康雅、中村聡志、片岡大地
【下位】
三谷征伸、白石浩二、太田克哉、森高一真、吉田敦志
【ワースト】
小川時光
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