ボートレース桐生

桐生

小林泰が怒涛の7連勝!

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準優18枠入りをかけた予選最終日。昼過ぎには雨がぱらついたが、レースが始まる時間帯には雨はやんだ。気温は今節で一番低い17~19度、無風~向かい風3メートルの中で準優勝負駆けが行なわれた。

今シリーズは「人物」と「エンジン」でそれぞれ圧倒的な主役が存在する。人物は初日から連勝街道を突き進むイケメンレーサー小林泰だ。6連勝で迎えた4日目10R、2コースから差し切れずにバック2番手を走っていたが、なんと2Mで出色の回り足を活かして好旋回。首位をとらえ、見事に「抜き」で無傷の7連勝を飾った。これで予選トップ通過を果たすとともに「完全Vでデビュー初Vを達成」という離れ業にマジック「3」とした。準優11Rの前に7R3号艇が控えており、ここを勝てば夢にグッと近づく。前半レースから見逃せない。

そしてエンジンの主役はエース40号機。乗り手の田中孝明も初日からエンジンパワーの手応えを感じており、オール2連対で準優入り。当然ながら機力は節一級だ。

勝負駆け状況は安泰ムード。3日目終了時点の上位11人がすべて2着以内に入り、転覆失格の進藤侑が脱落。下位から寺本重宣が1、2着で勝負駆けを成功させて入れ代わったくらい。機力面では田中がズバ抜けており、その下のグループに伸び強力な西野翔太山田竜一、回り足がいい小林泰津久井拓也がつける形だ。今節は実力上位の森高一真市川哲也中野次郎の舟足が目立っておらず、それでも森高、中野は準優入りを決めたが、市川は予選敗退となった。

なお、転覆の進藤は負傷のため途中帰郷となった。

エンジンパワーランキング
【超抜
田中孝明
【上位
山田竜一、西野翔太、小林泰、津久井拓也
【中堅
小巻良至、大熊辰弥、寺本重宣、石塚久也、柴田大輔、木下大將、落合正侑、松井洪弥、照屋厚仁
【中堅
星野政彦、倉谷和信、小野信樹、樋江井愼祐、白石浩二、中村守成、大石和彦、米田隆弘、藤生雄人、小林享、菅沼佳昭、森高一真、中野次郎、鈴木智啓、渋谷明憲、野村誠、吉村誠、渡邊裕貴、尾崎雄二、伊倉光、大塚康雅、中村聡志、片岡大地
【下位
三谷征伸、市川哲也、太田克哉、吉田敦志、関根彰人、坂口明義
【ワースト
小川時光