準優1枠は谷野錬志と金子貴志!

南風が強く吹いた予選ラストは、発走予定時刻を約1時間半遅らせての戦い。全レースで安定板が装着、周回も2周に短縮しての1日となった。水面が荒れたこともあり、内枠勢が有利な流れで1号艇が6勝2着2本。それでも純粋な逃げ切り勝ちは2本のみで、抜きの決まり手は6本。2、3着争いも激しいレースが多く波の巧拙が結果に結びついた1日だった。

前日まで得点率上位に立っていた星栄爾や秋山広一は外枠不利もあってポイントを伸ばせず、4日目連勝の谷野錬志が得点率トップで予選をクリア。ここまで6戦オール2連対の金子貴志と共に準優戦の1号艇に座る。近畿勢が5人揃った準優11Rだが、このメンバーのうち金子、松井賢治、長岡良也、是澤孝宏がA1級へ勝負駆け。それぞれ大敗はできず、1Mの攻防はより激しいものとなりそう。12Rは伸びが抜群の1枠・谷野に、実戦足が光る2枠・星と好枠の静岡勢に対して、3枠の秋山以下、中四国カルテットがどんな戦いを挑むのかがレースの見どころに。

また、今節から江戸川でも準優出場選手は2回走りとなり、準優1枠の選手は前半レースで6枠に組まれる形となったが、これが調整面、レース傾向にどんな影響を及ぼすのかも興味深いところだ。

エンジンパワーランキング
【超抜】
谷野錬志、松井賢治、柾田敏行
【上位】
星栄爾、金子貴志、秋山広一
【中堅】
井川大作、妹尾忠幸、増田進、山来和人、長岡良也、出本正博、河上年昭、萩原善行、渡辺崇、加木郁、武重雄介、是澤孝宏、藤山雅弘
【中堅】
長谷川充、丹下健、品田直樹、後藤正宗、岡祐臣、山崎紳弘、入澤友治、伊藤啓三、山口達也、竹本太樹、宮野仁、永田郁弥、東潤樹、山本景士郎、渡邉昌成
【中堅】
坂東満、長田頼宗、本多宏和、宮地孝四朗、戸塚邦好、井坂友則、関谷聖二、小川知行
【下位】
納富一樹、近藤友宝