今坂勝広がまくり差しで優勝!!

3月15日から行われていた「第15回日本財団会長杯」は20日に優勝戦が行われ、3号艇の今坂勝広がまくり差しで優勝。江戸川では7度目、通算では59度目の優勝を飾った。

優勝戦は北風4メートル、波高5センチで上々と言えるコンディション。レースは1号艇で人気を集めていた地元の高橋英之がコンマ07のトップスタート。しかし2コースの新田雄史がややスリットで立ち遅れた上に、1Mもややスムーズを欠く旋回となってしまった。

その隙を逃さずに今坂が高橋と新田の間を割って、バックは早くも独走態勢。残した高橋が中越博紀の追撃を振り切り2着。3着には中越が入線した。

当地では記念の優勝歴もある今坂。今節の序盤戦は「自分が乗れていない」とレース内容への不満をこぼしていたが、それでもしぶとい立ち回りで中間着でしのげたことがリズムアップにもつながった様子。ここ一番では持ち前の鋭いハンドルでV奪取と、得意水面で存在感を十分にアピールしたファイナルだった。