一番人気の決着、市橋卓士がV!!

4日目、5日目と、強風のために打ち切りのレースが続出した今シリーズだったが、優勝戦の時間帯には風も穏やかになり、静水面での決戦となった。進入は3対3の枠ナリですんなり。スリットもほぼ横一線に揃う隊形となった。そうとなればインの市橋卓士が当然の先マイ。すかさず差した有賀達也が一瞬1Mを先行しそうにみえたが、コーナー出口で舳先が浮き、その内を秋元哲、さらにこの内を川上剛が差しこみ、市橋を追ってのBSは、内から川上、秋元、市橋とほぼ並走する格好に。2Mはもちろん市橋が一番手で回り、そのままVゴールへ。一方の2着争いは秋元が抜け出した。2周1M以降は有賀と川上のデッドヒートが繰り広げられたが、最終Mで切り返しに出た川上が3着に浮上。