ボートレース多摩川

多摩川

優勝戦の1号艇は村田修次!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

準優前の敗者戦は大接戦番組が多く組まれ、3万、4万舟が飛び出すなど波乱の決着も目立った。準優戦は落ち着くかと思われたが、11Rでは齊藤仁がインからまさかのF勇み足で大返還という結果に…。10Rの渡邉睦広、12R得点トップの村田修次はしっかり押し切り、人気に応えた。

優勝戦の1号艇は村田修。「最近の多摩川では一番の仕上がり」で、評価も「95点」と高い。「飯山(泰)に伸びられるのは仕方ないけど、現状の形で優勝戦も行く」と。近況はペラも見えており、前節の宮島に続いての連続V、多摩川では約3年ぶりの優勝を目指す。

2号艇は渡邉睦。「準優戦は少し回ってなかった。ここをしっかり合わせれば大丈夫」と。序盤から上位級の手応えで、バランス型の仕上がり。普段よりスタートも踏み込めているのは、それだけ仕上がりがいい証拠になる。村田修が外艇に抵抗する展開になると、差し切りもありそう。

3号艇は飯山で「伸びは節イチ」と胸を張る仕上がり。「出足、回り足は中堅ないかも…」だが、伸びに比重を置く「飯山型」の仕上がりで一撃を目指す戦いに。「多摩川のセンターコースの飯山は、スタート行けます」と自信を見せる。準優戦は00のタッチスタートだっただけにメンタルは気になるが、全速を踏み込めれば伸び一気は可能とみた。

4号艇は川名稔。好メンバーが揃った今節でも、展開を捕らえる攻めは健在。いつもの回り足に加え「行き足も伸びもいいよ」で上位級は十分。「展開を読んでレースをしたい」。その展開は、飯山の外なら一番いいと思えるだけに、侮れない存在になる。

5号艇は高橋勲。握って回れるかかりが来たようで、「仕上がってきたね」とニッコリ。乗り心地、出足と上々で「伸びもそんなに悪くない」と。問題は進入になるが、6号艇の山田竜一より外になる展開は考えづらい。枠なり進入か、飯山が入れてくれれば1256カド34まである。3コースが取れるなら全速握ってバック好位置につける可能性も。

6号艇の山田竜は、優勝戦に入るとやや気配は落ちる印象。「5日目は良くなってたね」だが、「中堅から中堅上位で、飯山と比べると全然違う」と。注目のコース取りは「黙って6コースは面白くない」で内をうかがうことを示唆。ただ、高橋勲は入れてくれそうにないだけに、どこまで動けるか。

優勝戦の機力評価は飯山、村田修がトップクラス。その下に高橋勲、川名、渡邉睦。やや劣るのが山田竜といった印象。逃げる村田修に飯山の伸びがどこまで通用するか、楽しみな一戦となる。

エンジンパワーランキング
【上位
高橋勲、飯山泰、村田修次、渡邉睦広、坂本徳克、川名稔
【中堅
長畑友輔、若女井正、齊藤仁、前沢丈史、木下陽介、村田敦、深水慎一郎、齋藤勇、山田亮太、齋藤篤、遠藤晃司、渡邉雄朗、梅内駿佑、久保隆、平井紀之、三角哲男、乙津康志
【中堅
中野次郎、熊谷直樹、北山康介、西舘健、大貫英治、多田有佑、原田通雅、内堀学、品田直樹、後藤隼之、高橋直哉、曾根孝仁、萩原知哉、山田竜一、永井彪也、山田哲也、浅和重哉、海老澤泰行、渡辺豊
【下位
中谷有希、村上祐次、宇田川信一、大塚信行、大西賢