ボートレース桐生

桐生

安達裕樹がドル箱水面で圧勝V!!

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熱戦を繰り広げた「第20回桐生タイムス杯」は最終日の15日、優勝戦が行われた。日本列島に強い寒波が襲ったこの日、艇界最北の地・桐生も猛烈な寒さとなった。第12Rの気温は今シリーズで最も低いマイナス2.4℃を記録。今節は選手の口から「寒い」ばかり聞かれたが、ファイナルでその寒さは頂点に達した。

さて、優勝戦の絶好枠に構えるのは当地をドル箱水面とする安達裕樹だ。3対3の枠なりからほぼ揃ったスタート隊形となり、コンマ19の慎重なSを決めた安達は1Mを楽に先マイ。他艇を全く寄せ付けず旋回すると、バックで早くも独走態勢を築いて圧勝。通算18回目、当地4回目の優勝を成し遂げた。なお、まくり差した3号艇・藤田竜弘が2着、唯一の地元レーサー品川賢次が3着に入線した。

それにしても安達は桐生で強い。2009年の当地新鋭リーグ戦から7節連続優出で、12年11月には完全Vも達成している。過去4節は「優勝→準優勝→優勝→準優勝」。そして今回も優勝を決めてしまった。本人は「ここはいいイメージがありますが、たまたまいいエンジンを引けているから」と語る。今節は前検日~2日目に「普通くらい」と語っていた舟足が3日目から伸びが付いてパワーアップ。あれよあれよという間に中堅クラスから上位、さらに伸びはトップ級に仕上げてしまった。

成績だけを見ると、地元群馬支部のレーサーの誰よりも強い。今後、彼が桐生にあっせんされた暁には問答無用で人気を背負いそうだ。