節イチパワー若林将がV王手!

準優10Rは2コースの飯山晃三がS遅れの隊形。宮田政勝が3コースからまくり差しで突き抜け先行態勢へ。イン西川新太郎は2Mで表憲一をさばき2着。11Rは古場輝義の前ヅケを迎え入れた宮地元輝がツケマイ一撃。イン残した須藤隆雄が2着をキープした。そして12Rは予選トップの若林将がイン快勝。2コース差しの白水勝也が2着の決着となった。

ファイナルも1号艇の若林は、「エンジンは出てる。特に行き足から伸びは抜群でしょう」と、自他ともに認める節イチのパワーに大満足の表情。あとはインSに集中して逃げ切りVを狙うだけだ。

デビュー初Vをめざすのが宮地元。「整備失敗で準優はイマイチだったけど、部品を戻せば元の足に戻るはず」と、本番までに機力の立て直しを狙う構えだ。さらに最注目の66号機を駆る西川も「足は変わらずいい感じ」と話すように、スリット近辺の足色はトップクラス。須藤の“元祖エース”44号機も今節は復活ムード。かつての強力な伸びを見せているだけに侮れない。宮田の54号機も中間整備で気配を一変させた注目機の一つ。白水がコース取りで言葉を濁しただけに、この進入次第では波乱ムードの漂う優勝戦だ。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
若林将、西川新太郎、須藤隆雄
【上位】
白水勝也、宮田政勝、宮地元輝、齊藤優、金子貴志、小林遼太、松本真吾、織田猛
【中堅】
谷村一哉、古場輝義、村上純、藤井定美、飯山晃三、河野武士、表憲一、矢野素也、石間徹、木下繁美、岩津英人、竹村明、能見稔、加藤雅之、乙津康志、中村稔宏、山下和彦、阪本聖秀、柳瀬興志、貫地谷直人、松本庸平、森下祐丞
【下位】
山口裕二、古川誠之、樋口喜彦、宮地孝四朗