ボートレース琵琶湖

琵琶湖

宮地元輝が900走目でデビュー初優勝飾る!!

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「新・近江戦国絵巻シリーズ第八戦 奮戦!下剋上決戦」の優勝戦が行われ、5コースから発進した佐賀の宮地元輝がまくりで優勝した。

S展で内へ潜り込んだ5枠の西川新太郎と6枠の白水勝也が本番でも動きを見せると、S展ではコースを譲った宮田政勝が2コースを主張。結局4者がスロー、2枠の宮地がカドの5コース、そして最アウトに4枠の須藤隆雄で優勝戦が始まった。

予想外に深くなったスロー4艇の起こしが遅れ、全員がコンマ27~30という遅いタイミング。対するダッシュ勢はカドの宮地がコンマ07、大外の須藤はコンマ05と素晴らしいタイミングでスリットを通過。こうなればダッシュ2艇が内4艇を飲み込むのは必然で、カドからまくって行く宮地に須藤はスピードを乗せたまくり差しで迫るが、あと一歩及ばず宮地がBS力強く抜け出す。ここで早くも後方4艇とは大きく差がつき、宮地-須藤のダッシュ2艇によるワンツー決着がほぼ確定。離れた3番手争いは若林が意地のさばきで何とか舟券圏内を確保した。

宮地はこれが記念すべき初優勝。デビュー5年半で、この優勝戦がちょうど900走目。鮮やかに自力まくりを決めての堂々たる優勝だったが、何度も後方を気にしながら最後まで必死で駆け抜けた初々しい勝者の姿が印象的だった。