ボートレース多摩川

多摩川

塚田修二が20年ぶりのV!!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

持ちペラ制最後のボートレース多摩川。

大混戦だった4日間の短期シリーズ、期末の勝負駆けの選手が気合を全面に見せていた。

優勝戦1号艇もA2級勝負で連日果敢に攻めていた星栄爾が獲得。4号艇の浜野孝志もA2級へ、6号艇の伊藤誠二はA1級へ、しかも伊藤の場合は優勝戦1着、優勝してA1級ボーダーがギリギリと注目を集めた優勝戦。S展示も本番もやはり5号艇の松元弥佑紀が2コースに動いてきた。伊藤はS展示から松元について行って3コースあたりが欲しいところだったが、2号艇の淺香文武、3号艇の塚田修二が主張し…。「あそこまで深いと僕のエンジンでは勝てないと思って」本番でカドに引いたのが3号艇の塚田。

S展示ではコンマ49のSだったが、本番ではカドから4番手タイのSも、前日4カドからS全速で伸びて勝っている塚田は優勝戦も「全速」のスリット。3コースの淺香が一人遅れ、伸びてまくっていった。インの星が合わせにいったが空振り。そこを5コースから4号艇の浜野と6コースから6号艇の伊藤がまくり差し。だが伊藤は届かず、バック伸びて2Mを先取りしたのは浜野。塚田は2M差しに回り、「差し切れない」と思ったが、2周ホームのスリット過ぎから「捕まえられる」と思い、2周1Mで浜野の内にへ先をネジ込み先取り。浜野は差しに回ったが届かず、塚田に軍配が挙った。

塚田は多摩川2度目の優出で初、そして92年7月の児島で初優勝して以来、約20年ぶり2度目のVを飾った。

地元の水面で応援してくれる友人達がいる多摩川。勝率は5点ちょっとで勝負ではなく、プレッシャーもなかった。「思い切っていきます。そこをファンの人達に見てもらいたい」。言葉通り1M思い切って攻めて結果を出した。次回は平和島のGW開催を走る。注目したい。