多摩川V戦で無敵の濱野谷憲吾

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濱野谷憲吾

5日、濱野谷憲吾が多摩川一般戦で5コースからまくり差して優勝を飾った。今年の優勝はこれで3回目だが、そのすべてが多摩川でのもの。地元ということはもちろんあるが、多摩川との相性は今年は抜群のようだ。

ただ、優勝戦に限っては無敵ぶりを発揮しているが、節間通して強さを見せているわけでもない。3回優勝したうち、1号艇で優出したの1回だけだからだ。年初めの正月開催は4コースからまくっての優勝、GWは逃げ、今回が5コースまくり差しとV戦では枠番不問の強さを見せている。しかし、2月の多摩川地区選ではまさかの予選落ちを喫した。

優出できれば優勝――。勝負強いと言えなくもないが、やはり記念でパッとしないのも気になるところ。今年はまだGI以上での優出はなく、予選突破さえも苦労している状況が続く。それでも未だに「東都のエース」と言われ続けるのは、濱野谷が必ず年のどこかで輝くからだろう。今年で言えば、やはり多摩川か。となると9月の多摩川周年あたりに爆発するかもしれない。特に優出した場合はどんな枠番であろうと…。