寺田千恵、昨年を振り返る

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寺田千恵

4月11日、寺田千恵が47歳の誕生日を迎える。寺田と言えば、昨年後半戦に怒涛の活躍で、女子賞金1位になって、優秀女子選手を受賞した。

昨年を振り返って寺田は、年頭にいいスタートが切れたことで、年末のクイーンズクライマックを意識したという。中盤には優勝ペースが停滞したものの、夏にプロペラ調整でひらめきを得てから、ビッグウェーブが来たという。そしてレディースチャレンジカップで優勝し、トップを走ってきた平高奈菜を逆転。1位で年末の大一番に乗り込むことになった。

しかし、クライマックスではエンジン出しに苦しんだ。トライアル1回戦こそ1号艇で2M逆転の1着としたものの、再び1号艇となった2日目は差しを許して2着。3日目は6号艇で5着。トライアルの枠番、成績、レース内容ともすべて直近のグランプリで優勝した山崎智也と酷似していて、大きな話題になった。

しかし、優勝戦の結果まで同じとはいかなかった。三浦永理がフライングでコースアウトした時、寺田は三浦の外にいた。そのため、直線で引き波を一本越えねばならず、それが明暗を分けたと言えるだろう。

これに関して寺田は、「最後の詰めが甘いよなぁと自分でも思いましたねぇ(苦笑)。最後は優勝しか考えていなかったので、セッティングも先頭を走るためと割り切って…。接戦はどうしても走りづらくなってしまったんですが、結果に悔いはありません」と述べている。

一方今年は、平和島クラシックで実に4年半ぶりのFを切ってしまった。さすがにスタートで無理はできなくなるだろうが、これまでも特にスタート勝負をしてきたわけではない。誕生日を迎えても円熟味のある強さで、女子競艇界を引っ張ってくれそうだ。

なお、寺田は4月11日に発売されるマクール5月号の巻頭インタビューに登場する。ぜひ、こちらもご一読を!

4月6日から12日に誕生日を迎えた選手は以下の通り。

6日

池田真治48

柳沢一35

松村康太33

岸本雄貴34

島田賢人28

7日

西野翔太33

伊藤紘章30

8日

鈴木唯由54

坂本徳克46

今出晋二40

清水さくら20

9日

落合敬一52

大川茂実53

前本泰和44

別府昌樹40

10日

吉本正昭58

高野哲史27

中田竜太28

金子和之29

11日

寺田千恵47

12日

汐崎正則40

宮地孝四朗32

西村美智子32

稗田聖也28

このうち誕生日当日に出走予定の選手は以下の14人。

6日

池田真治(児島2日目)

松村康太(多摩川初日)

島田賢人(尼崎初日)

7日

西野翔太(多摩川2日目)

8日

鈴木唯由(多摩川3日目)

今出晋二(徳山2日目)

9日

大川茂実(児島5日目)

別府昌樹(福岡4日目)

10日

吉本正昭(児島最終日)

高野哲史(桐生GI5日目)

中田竜太(桐生GI5日目)

12日

西村美智子(浜名湖最終日)