舟券傾向と対策
ナイター場である当地は、選手によって得意不得意が分かれる。調整面でも昼と夜では差があり、臨機応変に対応できる選手にアドバンテージはある。若松と相性が良い選手を把握しておけば良い舟券が獲れることも十分ある
井上記者いわく「地元選手を過信するな。福岡はレース場が3場あり、地元選手でも出場機会が多いとは限らない」。単純に地元ということだけで期待するのは危険である。しかし、当地巧者はもちろん存在する。表は全国勝率より若松勝率の方が良い選手のランキングだ。A級の地元選手ならば、大神康司は若松では勝率で1点増し以上の力を発揮する。郷原章平や関裕也なども若松では割増し選手だ。女子選手では力を付けている中川りなが狙える選手のひとり。

 地元のB級選手は配当面で妙味があるので、若松巧者は特に覚えておきたい。松田隆司は勝率1点アップの選手で確実に狙える。富永修一も1着率は23.7%と高く、頭買いで高配当も期待できるだろう。若手では原田才一郎に注目だ。

 遠征勢でも香川支部の中村晃朋がトップレベルの若松巧者。1着率は38.7%で相性は抜群。1着率がさらに高いのは岡山支部の山地正樹で45.5%、長崎支部の桑原悠は51.3%でともに驚異の1着率を誇っている。B級では東京支部の阿波勝哉が若松での相性が良いようだ。以前と比べると成績は低迷しているが、若松では水面が合うのか持ち味の伸び足を付けて好成績を残すことが多い。