舟券傾向と対策
今の大村はレース番号別でかなり傾向が変わるので、その特徴は絶対に覚えておかないといけない。 レースによって大きな差があるので、全体的にインが強いと思ったら痛い目に遭うので要注意だ。
大村は前半と後半では明らかにレース傾向が違う。右表を見れば一目瞭然だが、前半の6Rまではさほどイン勝率は高くない。2Rや3Rなどは45%を切っており、インが弱いとまで言っていい。そのため、序盤では波乱が起きることが多いのも特徴的だ。以前は前半レースにシード番組を組んでおり、序盤もインが強かったので、その印象を引きずっている人もいるかもしれないが、現在は全くそんなことはないので、序盤はむしろ思い切ってイン外しも視野に入れて予想をしたい。

 一転するのは7Rから。一気にイン勝率は70%オーバーに加速する。前半6レースのイン勝率が51.7%に対して、後半6レースは75.4%まで跳ね上がるのだから、まるで「別もの」と言っていいだろう。

 後半戦はよっぽどの狙いがなければイン戦中心で良い。最も信頼が置けるインは11Rで、実にイン勝率は80.9%にもなる。当然、ほぼインには逆らえない状況で、配当も3000円未満が約7割を占める。無理な穴狙いは禁物。しっかりと的中させて最後の12Rへの資金稼ぎといきたい。

 しかし、最終の12Rはインの信頼度はグッと下がる。平均配当も8310円と高く、思いのほか荒れるのが最終レースだ。12Rの全国平均が71.8%なので、ほとんど変わらない。大村という理由だけでインから買うのは早計かもしれない。