3月はボートレースクラシック、12月はグランプリと2022年は2つのSG開催が決まっている。
一般戦とは少し異なる大村のSG・GⅠ傾向をしっかりと頭に入れて、SGの大一番に挑もう
配当分布&決まり手分布
配当面で注目は万舟率が20%と高いこと。イン戦が中心とはいえ、荒れる時は「しっかり」荒れてくれるのが大村SG・GⅠの特徴でもある。その引き金になっているのがまくり差し。スタート巧者の攻めに乗ったまくり差し、あるいは自力での1マーク突き抜けもあり、一発狙いもなくはない。
ただ、3桁配当が21.9%もあるため、舟券の点数を増やすと大して儲からず、下手すればトリガミになってしまうので、オッズは必ずチェックしておきたい。大村ということも手伝って、過剰に1号艇が売れることは多いので注意が必要。
一般戦は序盤はインが飛びやすく荒れ傾向だが、GⅠ以上になると1Rからインが安定しているので無理な穴狙いは禁物だ。
コース別成績
過去2年(5節)のコース別成績を見るとイン勝率は67.3%。全国平均62.5%と比べるとかなり高い数字だが、大村一般戦と比べるとさほど大きな上昇値とは言えない。それでもインが強いことに変わりはないが、必要以上にインを信頼するのも危険だ。
一般戦とは異なり、2コースがしっかりと2着をキープしやすい。2〜4コースの1着率はあまり差がなく、インが逃げない場合は4コースまでならどのコースでもチャンスがあると思っていいだろう。
4コースはカドになりやすいが、カドからまくって攻めても届きにくいため、最近の記念レーサーはカドからでも最内を差してバック勝負に出る選手が多い。早々に差しハンドルを選択した場合、今度は5コースのまくり差しが出番となる。