舟券傾向と対策
日毎にレース傾向が変化する一番の要因は風と言っても過言ではない。 1日の中でも風向きが変わることもあり、それぞれの傾向を頭に入れておかなければ 舟券予想でうまく立ち回ることができない。しっかり風の傾向を頭に入れておこう。

年間を通じて、どちらかと言えば追い風の割合が高いが、冬場には強めの向かい風になることもしばしば見受けられる。

 そして、ナイター開催が始まってからは独特の海風が吹き、前半戦は追い風、後半になるにつれて向かい風基調になることが多い。また、その途中では横風が吹くこともあり、割と風は一定していないことを覚えておきたい。

 レース毎に常に風向きのチェックが欠かせない。最もインが利きにくいのは追い風の時。先マイが流れやすいため、差しを許すことになる。センターからのまくり差しも追い風の時に多い。向かい風は大村ではかなり逃げやすい風となる。4コースからのまくりも増えるのだが、スタートさえそろってしまえば、あっさりと逃げてしまうのがこの条件である。

 しかし、最もインが強いのは右横風で73.2%と強烈な数字を残している。頻度としてはこの右横風が一番少ないのだが、この風が吹く時は外の攻めが全く利かなくなるので注意が必要となる。

 しっかりと逃げるのは向かい風と右横風で、この2つは低配当の本命決着が多い。荒れやすいのは追い風で、先マイやまくりの艇が1マークで流れて飛びやすいのが、大きな特徴だろう。