舟券傾向と対策
長らくイン最強水面として知られるボートレース大村。 初心者も当てやすく、舟券作戦も立てやすい。 さらに当地独特の傾向を把握すれば、舟券収支はアップすること間違いなし!

イン勝率1位を長いこと守り続けてきた大村だが、2021年はまさかの2位。イン勝率自体も2019年をピークに下降に転じている。

 大きな理由としては企画番組を廃止したことが挙げられるが、レース傾向の変化自体も見逃せないところがある。

 基本的にイン中心の舟券予想は変わらない。1マークは十分にコース幅があるため、インから先マイはしやすい。スタートさえ決められれば、余裕を持って逃げることが可能。しかし、2コースはイメージよりも決まりにくい。インがこれだけ強ければ、内コースが有利と思われがちだが、意外にも3コースの方が活躍が目立っている。3コースの攻めに対して、2コースは思い切り引き波にハマってしまうこともしばしば見受けられ大敗のケースもある。

 この2・3コースの優劣が舟券の大きなポイントとなる。逃げた場合にどちらを2着の筆頭にするか。選手の実力はもちろんエンジン気配によって臨機応変に決める必要がある。2コースは単にコース利があると思ってはいけない。

 また、センターや外コースの仕掛けも数字以上に決まっている。特に前半戦は伸び型の選手のまくり一気が意外と多い。しっかり番組を見極めて舟券作戦を練りたい。