舟券傾向と対策
イン最強水面の大村だが、
傾向は年々変化している!
レース序盤と後半の舟券作戦は臨機応変に!

季節別傾向

水面が安定するのは夏から秋にかけて。イン勝率は60%前後で、イン逃げ主体もセンターからの攻めもしばしば決まることがある。

 対して強い追い風になりやすい冬から春にかけては、風の影響もあってインが強烈に強くなり、外の出番が激減する。この時期のイン勝率は65%を超えるため、舟券の中心は当然インコースになる。

 インが強い春や冬は基本的に本命決着になりやすいが、大穴が出るのもこの季節。特に5コース1着が穴をあける。

展示タイム

自動計測のため展示タイムの信頼度は格段に上がった。手動だった以前は信頼度が低かったものの、現在はトップ展示タイムを計測した艇の1着率は27%。これは全国平均並で飛び抜けて良いわけでもないが、十分に舟券購入の参考になる数字だ。

 最近はイン艇も展示タイムが悪いと逃げられない傾向が強くなってきたため、この展示タイムのチェックは欠かせない。最低でも3番手以内のタイムは欲しい。

水面傾向

イン最強水面と言えば大村だが、最近はそのイン勝率は少し落ち始めている。とはいえ、年間を通してのイン勝率は63.5%。全国平均の55%と比べれば抜けて高い数字であることに変わりはない。

 1マークの幅も十分にあるために逃げやすく、3コースまでの3連対率が高い。結果的に内コースが独占しやすいものの、番組構成自体ではセンターが絡むこともある。特に好モーターは外コースからでも道中戦で競り勝つことも多く注意が必要。

 出現率からのオッズを見ると5コースが割と人気の盲点になりやすいのが特徴的なので、5号艇の気配はしっかりとしたい。