舟券傾向と対策
宮島はエンジンの良し悪しがレース結果に結びつきやすいレース場である。 そのエンジンの特徴を早い段階で見極めることが出来れば、妙味ある舟券をゲットできるはず。
宮島のエンジン2連対率は他場と比べると信頼度は高い。つまり、エンジン情報がかなり重要だということ。当該レースの6選手の中で最もエンジン2連対率が高い選手の1着率や2、3連対率は高く、舟券に結びつきやすい。

 初おろしは2020年11月25日。この記事を書いている段階で約2カ月が経過した。まだ相場が固まったとはいえないものの、おおよその「エンジン力」は見え始めている。

 信頼できる2連対率を見ると現状では49号機がエース機候補。全体的にパワーがあり、万能型と言っていいだろう。優出3回に優勝1回も実績としては上々。36号機と51号機もともに2連対率は50%を超えており、今後も注目のエンジンだ。

 また、宮島では伸びがあるエンジンも後にエース機になる可能性を秘めている。最もハイパワーとして注目を集めているのは14号機。2節目に金田大輔に初優勝をもたらした超の付く伸び仕様。その後、数節にわたってその伸びは継続された。ただ、5節目あたりから伸びは怪しくなってきた。それでもパワーは十分にあり、再び伸びが付くようならば面白い。

 他では63号機も伸びで分がある。5節目の森晋太郎が乗って、伸びは完全に開花しており、しばらくは誰が乗っても伸びは仕上がるはず。ダッシュ戦なら積極的に買ってもいいだろう。

 52号機も伸び型で買える1基。重量級の海野康志郎でもトップタイムを連発したように評価は間違いなくS級。平均展示タイム順位は必ずチェックしておきたい。