舟券傾向と対策

この1年に行われた児島の女子戦は、守屋美穂と田口節子がそれぞれ優勝した。その2節のデータをまとめると、イン勝率は52.1％。女子戦としては平均的な数値。注目は2コースの強さ。キッチリ差せる選手が結果を残しており、守屋が優勝したオールレディースも2コース差しだった。さらに2コースのジカまくりもそこそこ決まり、その場合はインを潰すので配当妙味は高い。

22年6月に行われたルーキーシリーズでは黒野元基が優勝。地力の高さを発揮し、オール3連対で頂点に輝いた。その節のデータをまとめると、とにかく「インが強かった」。この一言に尽きる。節間のイン勝率は66.7％。3分の2が逃げており、実力の劣るB級選手でも、インならば結果を残していた。
それによって回収率が跳ね上がり、インの回収率は驚愕の112.3％だった。ルーキーでは、ネームバリューよりも「まずはイン」を徹底して狙い続けたい。