舟券傾向と対策

過去1年における児島のイン勝率は56.1%。これは全国平均の55.6%とほぼ同じ数字で、1日あたり6~7レースはインが勝つ計算だ。
とはいえ、インの舟券で勝つことは容易ではない。それは右の表を見るとわかるように、3連単①頭の舟券回収率で、100%を超えるのは、①‒⑥‒②⑤と①‒⑤‒④の3点だけ。出現率が高い①‒②③あたりは、平均配当が低くて回収率が上がらない。ならば舟券をしっかり絞る必要がある。
まずは1号艇がしっかり期待に応えてくれなければ話にならない。そこで日別のコース別1着率を見ると、5・6日目にグンとイン信頼度が跳ね上がることがわかる。この数値ならば7~8レースほど逃げが決まる。
そしてこれまでに触れてきた干潮時、微風(風速0~2m)であれば、さらに信頼度を上げることができる。その条件であれば、高確率でインからの的中が見込めるはず。
その上で2・3着の相手を探すなら⑥しかない。児島の6コースはレイアウト上、助走距離が4・5コースよりも短いというデメリットも存在するが、それゆえに人気を必要以上に下げている。2連単の①‒⑤と①‒⑥の出現率を見ると差はわずか。にもかかわらず、平均配当の差は大きい。それによって回収率は100%を超えている。