舟券傾向と対策

オススメの出目は①–②–⑥回収率も⑥絡みが優秀!

 全国的にもそうだが、児島も出現率トップ2は①-②=③。ただ、平均配当はどちらも1,000円を超えており、回収率も75%オーバー。意外とオイシイ買い目だと言える。だがそれ以上に注目の出目は①-②-⑥。出現率は2.7%とやや下がるが、平均配当は3,678円と高く、しかも回収率が99.9%と群を抜く。理由は人気薄の6号艇が絡むこと。好配狙いで①-流し-⑥はよく目にする光景だが、児島では①-②-⑥の1点に絞っても良さそうだ。

 回収率トップ10には⑥絡みが多くランクイン。1位は⑥-②-①で182.7%。回収率はやや下がるが、2位の⑥-⑤-③の平均配当は唯一の10万円台となる12万4,073円と高額だ。出現率を踏まえると⑤-④-①が妙味。4号艇が仕掛けての5号艇といういわゆるセット券。平均配当は落ちるが、出現率の高い0.8%の③-④-⑤も狙いどころだ。

穴党は2~4R必見!本命党は6Rと12Rに注目せよ!

 児島の1日の流れは、はっきり言って分かりやすい。本命党と穴党の出番がくっきりと分かれているからだ。まずは本命党が狙う3ケタ配当率は、2~4Rだと10%にも満たない。4Rに関してはたったの5.1%しかない。ピークがやってくるのは6R。ここで31.0%まで上昇。逆に万舟率は最低の9.6%しかないので、本命党は6Rに全力投球だ。そして主力が集結する12Rも人気サイドでの決着が多くなっている。穴狙いや好配当への過度の期待は禁物だ。

 逆に穴党のピークは序盤にやってくる。児島全体の万舟率は18.9%だが、2~4Rの万舟率はそれぞれ30%に迫る。つまり3回に1回は波乱が起きているということだ。後半を迎えると収束する傾向だが、それでも15%前後を保っている。本命党も穴党もレースの「波」をしっかりと把握して、狙いを定めたい。