舟券傾向と対策

第1R 朝とくガァ~コ戦

 他場でもよく見る、いわゆる1号艇のみにA級(またはA級と同等選手)を配置するシード番組だ。イン1着率は66.8%。高いことは高いが、シード戦の割にはインが「激強い」というわけでもない。注目は4コースで1着率11.1%と高く、決まり手もまくりが多く見られる。配当的には3ケタ~1,000円台が約半数を占めるが、次に多いのは万舟券。インが敗れたケースが当てはまり、配当は二極化している。

第4R コジマだ4(よ)っ!

 4号艇にA級(またはA級と同等の選手)を配置するため、イン1着率が40.7%とかなり低い。ただ、コース別の1着率は2~4コースまではほぼ大差なく、必ずしも「4号艇A級」が勝利していないことが分かる。配当的にも3ケタ配当が極端に少なく、どこからでも狙える激戦番組となっている。
 回収率を重視するなら3コースから外。特に4・5コースは100%超えと優秀。1着率4.2%の6コースも回収率は1・2コースを上回る69.8%を残しており、十分狙うことができる。

第5R 日替艇食戦

 児島独自の企画番組は、その名の通り、“日替わり”である。メニューの一部を紹介すると、A級選手がめじろ押しの「A艇食」や、混合戦では女子戦のみを集めた「レディースセット」など。オリジナル性にあふれた魅力的なレースを準備している。
 コース別成績はイン1着率が50%を超えているが、日替わりのため、どのコースでも出番アリ。配当的にもどのレンジからもほぼ均等に出現。その日の企画内容をしっかりと把握することが重要になる。

第6R 昼とくクラリス戦

 6Rは内枠3艇にA級選手を配した番組構成。もちろんインコースが63%と最も強いが、内3艇の1着率は95%。つまり外枠3艇の1着はほぼ考えなくていいということ。その分、配当も3ケタが約3割を占め、回収率も最も高くて2コースの76.1%。本命決着となるが、プラス収支になるためには買い目を絞るなど、高度な舟券戦術が要求される。