グレードレース&リーグ戦攻略法
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SG・G1・G2

からつの記念は波乱傾向、機力で軸を狙いを定める

らつでは3月26日~31日にダイヤモンドカップ、2025年 2月25日~3月2日に全日本王者決定戦(71周年記念)とふたつのGIが開催予定。


過去3年分のデータから傾向を分析してみよう。一番に目を引くのが、9,083円という平均配当の高さ。2021年以降のGII以上の優勝戦にしても、6戦して1号艇は3勝しているが、逃げはわずか1回(他は抜き)。配当面でも万舟が2回出ており、レース内容も配当面も波乱の印象が強い。


かといって、予選からダッシュ一撃が頻繁に決まるわけではなく、勝負圏内は3コースまで。大穴を期待するあまり、無謀な手を打つのは避けたほうがよさそうだ。


決まり手を見ると、まくりやまくり差しなど、スピード戦の割合が高い。特にまくりの場合は、仕掛けの外がしっかり順走するので、➂-➃や➃-➄など、絞って狙える舟券も多い。


機力が成績に直結するのもからつの記念の特徴といえる。インならば信頼、2・3コースなら頭まで、外枠ならば2・3着の軸など、好素性機を駆る選手を中心にすると、舟券が組み立てやすいだろう。

コース別入着率
配当分布
決まり手分布

2021/1/1~2023/12/31

女子戦

外枠の実力者よりコースの利

コース別入着率
配当分布

2021/1/1~2023/12/31

国的にはインの強さが増している女子戦だが、ここからつでは50%を切っている。その分2コースの1着率(21.8 %)の高さが特筆ものだが、ダッシュ勢は軒並み苦しんでいる。実力上位の選手でも外コースでは出番がないことが多く、人気が集中しているようであれば、コースの利がある格下選手を狙うのも手。


なお、4月25日~30日のGIII オールレディースは、8月のレディースチャンピオンの選考大詰めの時期。勝負駆けも加味して舟券作戦を立てたい。

ルーキーシリーズ

イン VS 3コース

コース別入着率
配当分布

2021/1/1~2023/12/31

ぶ鳥を落とす勢いの佐賀支部の若手選手たち。6月15日~20日にはウエスタンヤングの開催もあり、末永和也、定松勇樹を筆頭に地元選手が何人登場するだろうか。


当地のルーキーシリーズはいつも以上にインが強い。そしてそれを打ち破るのは3コースがメインだが、戦法もまくり差しが主。イン対3コースの構図がくっきり。


平均配当も6,444円なので波乱は起きにくく、実力者とコースの利でオーソドックスに狙うのがいいだろう。