



からつの全レース平均インコース勝率は55.0%だが、レースごとに見ていくとその信頼度の大きな差があることがわかる。最も高いのが12Rの75.5%で、低いのは7Rの37.5%。最大で38.0%もの差があり、レースごとに舟券作戦を変える必要があることがわかる。
本命勝負をするなら最終12Rがオススメ。イン信頼度の高さはもちろん、平均配当も低めで波乱が起きにくい。人気サイドを少ない点数で仕留めることができる。





節の主力によるドリーム戦は、とにかく堅く収まる傾向。イン1着率は驚愕の85.7%。年間を通して3・5・6コースからの1着は1度もなかったし、大外に至っては2着にも入れなかった。
出現出目を見ても➀-➁-➂の20.0%は図抜けて高いし、人気が分散するため、回収率も165.1%と抜群に高い。本命党の夢が詰まったドリーム戦と言える。





予選ベスト18による準優勝戦は、成績順に選手が振り分けられるため、基本的には予選上位選手が優勢に運ぶ。イン1着率は76.9%だが、レース番号別にみると、10・11Rが72.2%、12Rが86.1%と12Rのイン信頼度が抜群に高い。より強い本命勝負を望むなら12Rがオススメ。
出目傾向としては王道の➀-➁-➂17.6%と出現率が高いが、回収率を重視するならば137.7%の➀-➂-➄が狙い目。





シリーズリーダーがどっかりと座る優勝戦の1号艇。インの勝率は62.9%と一見すると高いが、ここまで紹介した12Rの平均、ドリーム戦、準優勝戦と比較すると信頼度が大きく下がる。
一発勝負の優勝戦では、チルトを跳ねる選手もいれば、進入で動く選手もいる。インだからと言って安泰ではないというのが、この数字に証明されている。
ただインから狙っても舟券的妙味は高く、回収率は106.9%と良好。出目的には➃を絡めたものが出現率・回収率ともに優秀だ。
イン以外で狙うべきは3コースと5コース。いずれも回収率が110%を超える。コース争いがもつれたり、強伸びの選手がいるなど、波乱の要素がある場合は、積極的にセンターから狙いたい。

