舟券傾向と対策
2022年9月に周年、11月にダイヤモンドカップ、そして2023年8月にはSGボートレースメモリアルの開催が決まった。一般戦とはまた違った傾向を見せる特別戦。その特徴を覚えてビッグレースに挑もう。

コース別成績

過去3年5節のコース別成績を見ると福岡のイン勝率は57.1%と全国平均よりも約5%低いことが分かる。普段のSGやGⅠよりもインコースは割り引きとなる。代わりに台頭するのが2コースと3コースだ。
一般戦でも2、3コースが強い福岡だが、GⅠ以上になるとさらにその特徴が強くなる。強豪が集うため、インが強そうに見えてしまうが、福岡の場合は思い切って、1号艇を外してしまう手はある。2コースや3コースからの攻めで高配当を狙うのはありだろう。

配当分布&決まり手分布

インコースがやや弱いため、万舟率は21.7%と高い数字を示している。前述したように2コース、3コースのまくりが決まれば波乱の配当は十分に出るからだ。特大の高配当が出ることもしばしばあるので、波乱と読んだら、思い切り大穴勝負に出るのもいいだろう。
決まり手から分かることは逃げが少なく、まくりが多いこと。差しが多いのは意外な結果で、これは2コースの差し切りがメイン。2コースまくりも他場より決まるのだが、差し切り自体も多く、注目すべきは2コースと言っても過言ではない。