舟券傾向と対策
難水面である福岡はうねりなどもあって、走り慣れた地元や当地を得意にしている選手にアドバンテージがあることは間違いない。当地と相性が良い選手を知っていれば舟券でも役に立つはずだ。
SG・GⅠにおいて、圧倒的に福岡をドル箱にしているのが吉川元浩。過去5年では2018年に周年V、2019年にオールスターV、2020年に周年V。さらに遡れば、初の賞金王に輝いたのが2007年で合計で特別4勝をマークしており、福岡といえば吉川の活躍に注目だ。寺田祥も1着を量産するタイプで、かなりの強さを見せてきた。勝率は1点増しと思っていいだろう。
一般戦のA級では香川の石丸海渡が博多巧者になりつつある。1着率は驚異の57.9%。これだけの難水面でピンラッシュが出来ること自体すごいことで、水面の特徴をしっかりと分かっているとしか思えない。ベテランの平尾崇典、高野哲史らも1着率が高く舟券では大いに狙えそう。地元勢では平田忠則、長野壮志郎が期待に応える走りをしている。
女子選手では地元の深川麻奈美が1位。思い切りの良い攻めで1着率も高く、活躍することが多い。遠征勢では中田夕貴、前田紗希の埼玉コンビに注目。博多の水面を乗りこなす女子は少ないので、トップ10は覚えておいて損はない。