舟券傾向と対策
現在福岡で使用されているエンジンとボートは2021年8月13日に更新された。10月30日までに9節が経過し、徐々に素性が見えてきたころ。そこで注目機をいくつか紹介しておこう。

Sクラス

59号機
平均展示順位ナンバーワン!

 使用5節でA1級未乗艇だったが、展示タイムはほとんどが1位台。B級の選手が引き続けてもパワーの片りんを見せていたが、6節目で寺田祥が引くと、素性の良さが爆発!! 優勝はならなかったが、圧巻のパワーで予選をトップ通過した。

32号機
乗り手を選ばぬハイパワー

 バランスの取れた仕上がりで舟券に絡みまくる。益田啓司が優勝したが、それ以外は主にB級が乗ってきた。それで58.7%の2連対率を誇るパワーマシン。1着よりも2着が多いあたり、出足や乗り心地に特徴がありそうだ。

73号機
スピードに注目したい!!

 10月に乗った117期の石川諒をデビュー初優出に導いたエンジン。その準優勝戦では当時の最速タイムもマーク、快足が目立った。A2級の中亮太や大神康司もいい動きをしていたが、B級の松下誉士が勝った時には13万円台、島川海輝が勝った時には6万円台と大穴を提供した。

Aクラス

21号機
1着率35.1%の白星メーカー

 1着率は圧巻の35.1%。勝ち星をドンドン積み重ねるパワー機だが、かなり乗り手に恵まれた感もある。初おろしの岡崎恭裕をはじめ、6節でA1級が4人。B1級の富永修一も好気配だったので、素性そのものは良さそう。

24号機
強烈な伸びの破壊力!

 展示タイムの平均順位は1.6。爆伸びに仕上げたのは2節目の吉川貴仁。序盤はスタートが決まらず苦戦していたが、終盤は3連勝をマークするなど、パワーと成績がかみ合った。チルト0の調整がハマるようで、立間充宏もチルトを0度にしてから勝ちまくった。