舟券傾向と対策

インからどう買うか!?

 舟券の基本はインである。それはここ福岡でも変わらない。インからどういう舟券を狙うべきかを考えてみたい。
 出現率はもちろん「①-②」が圧倒的に高い。しかし回収率を見るとわかるように、当たりはするが儲からない。以前はお宝だった「①-③」も今ではうまみはない。

 ではどこを狙うべきか。それは回収率が100%に近い「①-④-②」と「①-⑤-②」だ。当地は2コースの取捨が舟券のカギを握る。まくられても残りやすく、2コースの2連対率は44.7%、3連対率は64.1%でともに全国トップの数字。なお1着率16.6%は全国5位なので、いかに「残している」かがわかる。
 2の3着付けというのは人気の盲点になりやすいので、配当妙味も高い。積極的に狙ってみたい舟券だ。

福岡の3コースは最強!

 福岡の3コース1着率は常に全国トップクラスの強さを誇っている。現在は14.8%で、戸田、三国に次ぐ3位だが、集計期間が違えばこの順位は入れ替わりをみせる。

 インが強くなった昨今でも、仕掛けのカギを握るのは3コース。このコースが勝った時の約半分がまくり決着。続くのがまくり差しで、やはり自力系の戦法が優位だ。

 3の頭で2着につけるのは、スジ目であれば4なのだが、さすがに現代ボートでは1の残り目が大半を占める。まくってもまくり差しても基本は「③-①」というのを念頭に置きたい。広く買うならば「③-①②④-①②④」の6点に「③-①-⑤」をつければ完璧!
 ただ的中率は下がるが、配当妙味を考えるなら3着に5番と6番をつけるのもアリ。一気に万舟の夢が広がる。