舟券傾向と対策
 福岡の女子戦(オールレディース&ヴィーナスシリーズ)、ルーキーシリーズはそれぞれどのような傾向があるか。通常の一般戦とはまた異なる「顔」を見せるので、その特徴を覚えておこう。

女子戦

 福岡の女子戦(オールレディース、ヴィーナスシリーズ)はイメージよりもインが強い。舟券の中心はイン戦になってくる。当然、本命決着が多くなるので平均配当は5,755円とかなり安い。荒れそうなイメージがある女子戦だが、福岡では順当な結果になりやすい。  しかし、女子戦ならではのまくりもよく決まる。まくり率は24.5%と高く、特に福岡独特の3コースまくりは舟券でも狙いどころになってくるはず。しかし、万舟は出にくく番狂わせになったとしても中波乱まで。狙い過ぎは禁物だ。

ルーキーシリーズ

 ルーキーシリーズはイン勝率が45.3%とこちらは女子戦とは逆にイメージよりもインが苦戦している。逆に目立っているのは1着率19.4%の2コースだ。通常、差しがメインとなる2コースだが、福岡ではツケマイもかなり決まる。まくり率は27.8%もあり、ルーキーシリーズでは2〜4コースからのまくりはどこからでも決まる。  まくりが多いということは波乱もそこそこある。女子戦と比べても万舟率は高いし、5,000円以上の配当も圧倒的に多い。ルーキーシリーズでは勢いがある選手を積極的に狙いたい。