1. 展示タイムが舟券に直結
24場の中で福岡が最も展示タイムと舟券が直結するレース場かもしれない。今年5月からは周回タイム等のオリジナルタイムも公式HP上で発表している。見て損はなし。軸で迷ったら展示タイムがいい方を買おう。
2. パワー機を素直に信頼するべし
海水面で波が出るレース場なので、非力なエンジンだと波を越えられずターン出口で失速してしまう。舟券はシンプルにパワーのあるエンジンから組み立てたい。
3. 博多巧者を狙い撃て
1M付近に独特のうねりが発生する水面故に得意、不得意がはっきり分かれる。遠征勢よりもうねりに慣れている地元選手が力を発揮しやすい水面だ。
4. 超抜ボートを赤丸チェック
毎年1〜2艇ほどエンジン素性をワンランク引き上げる「超抜ボート」が出現する。良機とセットになればまさに鬼に金棒。仮に低調機でも超抜ボートなら軽視できない。
5. 迷ったらとにかく3コースを買え
インと3コースしか勝たないなんて日も珍しくない。3コースを狙う時のポイントは干潮時の静水面。勝負どころを分かっている地元選手ならスタートを踏み込むので激アツだ。
6. 遠征勢の序盤のダッシュ戦は割引き
180メートル起こしという独特な位置からの起こしになるので、スタート勘をつかむのに苦労する選手が多い。特に序盤戦は遠征勢がダッシュ戦で不発に終わるケースが目立つ。
7. 4カドまくりのスジ券が決まりづらい
4カドの選手がまくって5コースの選手が続くいわゆる〝スジ券〟が意外と決まりづらい。ホーム側の水面が広いため一度まくられた選手の立て直しが可能になる。
8. 6コースからの舟券絡みは難易度高め
6コース1着率は1%以下。よほど展開に恵まれなければアタマまでくるのは難しいし、舟券に絡むにも機力の裏付けは必須。機力不足の6コースは基本的に消しでいい。
9. 予選、一般カードはイン1着率が上昇中
現行エンジン導入後(8/1〜)はイン1着率が60%に迫る数字まで上昇した。固定戦の導入や番組の影響が大きく、以前と比べて3連単3ケタ配当も多くなっている。
10. 準優、優勝戦は波乱も視野に
番組マンの裁量が利かない準優、優勝戦は波乱も頭にいれておきたい。準優3番で1号艇が3連勝しても、最後の優勝戦でに大きな落とし穴が待っていることも。