舟券傾向と対策
改めて、芦屋の1日の流れを見てみよう。芦屋はインの強いレース場ではあるが、レース番号によって大きな開きがあることがわかるだろう。
 まず1~5Rは企画番組の「サンライズレース」。中でも1Rと4Rのインの強さは抜けている。とくに4Rは81%と全レース中最高の数字で、逆に万舟出現率は最低で、平均配当は格段に低い。本命狙いで買い目を絞る必要があるか。
 そのサンライズレース終了後、6~8RはB級選手が1号艇という番組が多い。とくに6Rは1日の中で最もインの1着率が低く、逆に2・3コースは最も高い。そして万舟出現率も最も高い。7RはオールB級ながら進入固定戦。やはりインが有利だ。
 そして9Rからは、各節の有力どころ、A1選手とA2級でも上位の選手が中心の番組となる。9Rはけっこう荒れ気配だが、10→11→12Rと進むにつれて、インの1着率は上がってくる。

12Rの傾向

初日はドリーム戦が組まれ、節間も連日主力クラスが登場、そして最終日は優勝戦でベスト6が登場する。インの強さはシード戦に次ぎ、決まり手も「逃げ」が70%を超える安定した強さを見せる。しかしながら相手も強いため、3桁配当は少な目で割れ気味。万舟配当も多い方で、平均配当は全レースの平均より1,000円近く高い7,503円。本命党も穴党も勝負ができるレースといえる。