舟券傾向と対策

1Rは8時30分前後に開始!

2010年7月、芦屋でボート界初のモーニングレースが始まった。1Rの出走時刻がそれまでの他場よりも2時間近く早い8時30分前後に設定。さらに朝方の5レースを「サンライズレース」と銘打ち、A級選手を1号艇に置くシード番組を組んだ。これが好評で、現在も芦屋の“名物レース”として注目度も高い。ここではその各レースの傾向や出目、配当分布などを探っていこう。

5戦連発の企画番組!!

1Rは「サンライズV(ブイ)戦」。A級選手は1号艇に一人だけなので1号艇の1着率が高く、いわば“堅い開幕レース”となる例が多い。
 2R「W(ダブル)戦」は、1号艇と4号艇にA級選手を配するので、2強という形になることが多いが、舟券のカギは4号艇が握っている。
 3R「X(クロス)戦」は1・3・5号艇、すなわち奇数艇にA級選手を入れる。3艇によるボックス決着が多くなりそうだが、5号艇は2着までがやっとで、2・4・6号艇の偶数艇が絡んで好配当になることも少なくない。
 4R「Y(ワイ)戦」は1号艇にA級選手を入れる進入固定レースだけに、1号艇の信頼度はかなり高く、3桁の堅い配当が最も多い。
 逆に5R「Z(ゼット)戦」は、1号艇にA級選手を入れるものの、2~6号艇は日によってA級・B級選手の数や艇番が異なってくる。