舟券傾向と対策

芦屋オリジナルタイムの特徴

芦屋は展示タイムに加えて、直線タイム、まわり足タイム、一周タイムと3つのオリジナルタイムを計測、提供している。自動計測による正確無比なタイムは、エンジンの良し悪しを把握するためにも重要なものだ。予想を立てる上でも大きなウエートを占める展示タイム、オリジナルタイム。フル活用しない手はない。  ではそれぞれのタイムの特徴を説明していこう。
 まずは展示タイム。これはオフィシャルのホームページにも掲載される、最もなじみのあるものだろう。一般的に伸びの良さを表す数字。タイムが良ければ、スリット付近、スリット後に出ていく。特にダッシュ勢には重要だ。
 次に直線タイム。直線というと伸びのイメージが強いが、実際はターン後からの初速、中間速の足。行き足と言われる部分だ。現行の低出力型エンジンに代わってからは伸びが付きにくいと言われ、行き足を重視する選手が多くなっている。
 まわり足タイムは文字通り、ターン入り口〜出口の旋回時のタイム。選手個々のターンスピードによる影響も大きいが、エンジンパワーの有無を表す。デビューしたてのルーキーやB級選手が好タイムなら、好素性機の可能性大だ。
 一周タイムは総合的な評価を表す。周回展示は1号艇から艇番順のため、後続艇は引き波が残る中を走ることになる。このタイムがいいと、波を越える足や乗り心地、スムーズさが優れているということになる。