舟券傾向と対策
2連単の出現率が最も高いのは当然、①-②だが、注目すべき出目は①-⑤だ。出現率は7.7%と全体4位だが、回収率は唯一の100%超えとなる100.5%を誇る。出現率はグッと下がるが、⑤-①、⑤-②も回収率は90%超えと優秀だ。
 3連単は①-⑤-②が117.5%、①-②-⑤が107.0%と、100%超えを達成。5号艇にA級が配置されるシード戦は、3R「サンライズX戦」だけと少ないことも、大きな要因だ。
 そして20年9月22日に2レース連続で10万舟券が飛び出すなど、“10万舟の宝庫”芦屋ならではの買い目は、⑤-②-③。回収率は驚異の200%超え。回収率4位の③-④-⑤は平均配当こそ低めだが、出現率は0.6%であり、決して狙えない目ではない。

サンライズレースで
高配当が続出

1号艇シード番組で、その1号艇が敗れると、当然、配当は跳ね上がる。高配当ランキングは、ほぼサンライズレースが誕生した2010年以降のもの。波乱を演出するのは、決まって良機を手にした伏兵陣。9月には2レース連続で10万舟券が出現。2レース連続10万舟は全国で11回目だが、複数回は芦屋だけで実に3回。まさに高配当の宝庫だ。
2連単1位の57万9900円の爆裂配当を生み出したのは、当地フレッシュルーキーも務めた新開航のデビュー節4走目。これは全国でも歴代1位の高配当記録。今やトップルーキーに上り詰めた新開。若手有望選手の青田買いもお薦めだ。