池田浩二
池田浩二

戸田

池田浩二が意地のイン逃げで戸田初V/戸田・グランドチャンピオン

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ボートレース戸田のSG「第35回グランドチャンピオン」は29日に最終日を迎えた。

エース47号機の原田幸哉がパワーでリードし、2連勝の滑り出しを決めるが、3日目から気配は下降線をたどる。変わってハイパワーの伸び足で盛り上げたのが湯川浩司。出足は捨てて伸び一本の調整で節イチの直線系を誇り、各選手から脅威の的となった。

地元勢では中田竜太が行き足を中心に上々で好リズムでまとめる。桐生順平は出足に不安を抱えながらも、3走目から4連勝とリズムを上げて予選を3位でクリアした。

この地元勢を抑えて予選トップ通過を決めたのは池田浩二。初動のかかりやターン回りは上々で、鋭いハンドルで予選をオール2連対でクリア。準優勝戦は3カドに湯川が配される厳しい番組となったが、気合の05スタートで押し切り、優勝戦のポールポジションをゲット。

地元からは準優10Rで桐生、佐藤翼がワンツーを決めてファイナル入り。11Rでは中田がイン逃げを決めて優出。出場3選手がそろって優勝戦に駒を進めた。

優勝戦の結果はこちら 戸田12R

優勝者コメント・池田浩二

「出来すぎだと思う。この歳になって勝てるのって想像がつかないし、優勝できると思ってなかったので、出来すぎですね。この2ヶ月ペラ難民になってった。今節はペラは少し叩いたいったけど、こんな感じでいいのかと。戸田は乗り心地があれば成績が残せるんだなと思った。エンジン的にはボクなりにターン回りは良かったので合格。5日目、6日目は湿気が取れてきて、それが影響していたのか、1Mのターンは理想ではなくて、少しもれました。もう少しきれいに回りたかった。これで23場目の優勝。24場制覇(残りは若松)はそこまで考えてないけど、いつかできれば。チャンスがあれば優勝したい。(これで賞金ランキングは2位に浮上)グランプリのプレッシャーは半端ないので、そこまで出たいとかそういうのはない。やることは一緒だし、一定のリズムで今後もやるだけです」。