池田浩二
池田浩二

戸田

【SG事前情報】選出1位はSG5優出の池田浩二!エース桐生順平が地元SG連覇を狙う/戸田・グランドチャンピオン

{{ good_count }}

ボートレース戸田のSG「第35回グランドチャンピオン」は6月24日に開幕する。さすがグラチャン、とでも言うべきか、ドリームメンバーは実に豪華。期間中(24年オールスター~25年クラシック)のSGで5優出の池田浩二は、いつでもどこでも優勝戦に顔を出した。優勝こそ手に届かなかったが、高値安定はさすがのひと言だ。またグラチャンは22年の第32回大会(唐津)での優勝を皮切りに、3年連続優出中。大会相性は抜群と言っていい。

ただ、当地は昨年3節出場(SGクラシック・GI68周年・SGダービー)して優出ゼロ。22場で優勝している池田が、まだ優勝を成しえていない2場の1つが当地だ。モーター抽選もさることながら、いかに難水面を克服できるかがカギとなりそうだ。

昨年10月のSGダービーで、3コースから鮮やかなまくりを決めて地元SG初制覇を果たした桐生順平。1月の正月レースも圧巻の走りで制すなど、勝手知ったる地元水面はまさにドル箱だ。狙うは地元SG連続V。今年はまだGI以上の優勝がないだけに、昨年同様、地元SGをきっかけに年末への勢いを加速させたい。

昨年は3月にもクラシックが開催されたが、そこで優勝したのが、グランプリ覇者で24年MVPの毒島誠。戸田クラシックの優勝に始まり、グランプリ初Vで締めくくる充実の1年だった。今年も3月に尼崎→平和島とGI連続Vを飾るなど4優出4優勝(5月23日現在)の安定運行。当地を得意とするだけに、池田、桐生にとっては最も警戒すべき相手と言ってもいいだろう。

リベンジを期す峰竜太は、誰よりも強い気持ちで臨んでくるだろう。ダービー連覇がかかった昨年大会、優勝戦1号艇を手にしながら桐生のまくりに屈して4着。「戸田は苦手意識がある」と言うように、3月クラシックでも2度のイン戦で敗退。着取りこそまとまっているが、ここぞの場面で脆さを露呈した。峰のターン力ならもっと稼いでもおかしくないだけに、苦手意識の払拭こそがカギとなるだろう。

SG初優勝の期待がかかるのは、ドリーム戦スタートとなる関浩哉。昨年ダービーで優出(5着)し、初出場したグランプリでは1stから優勝戦まで駒を進めた。エンジンの素早い仕上げに定評があり、外コースを苦にしない走りも強みの一つだ。SG戦線に定着して4年。ビッグタイトルを手にする機は熟した。

馬場貴也もギアを上げたい一人。今年は1月に下関周年、常滑BBCトーナメントと立て続けに優出。SGクラシックでもファイナル進出と安定した成績を残している。だが、優勝となると、昨年のメモリアルから約9か月も遠ざかっている。それでも現時点で賞金ランキング15位にいるのだから、高打率にも変わりない。1号艇以外でも優勝をかっさらう決定力が馬場の持ち味だけに、いつ爆発してもおかしくはない。