多摩川
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定松勇樹が涙のSG初優勝/多摩川ボートレースオールスター
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ボートレース多摩川で開催されていたSG「第51回ボートレースオールスター」は26日に優勝戦を迎え、定松勇樹がイン逃げでSG初優勝を果たした。
定松は昨年の芦屋オールスター、今年の戸田クラシックに続く自身3度目のSG出場で、登録番号も今回の選手の中では最も下だった。エンジン抽選では前節の優出機を手にし、初戦で道中逆転を決めて白星スタート。舟足の方も強力で、その後も5着以下なしと大崩れなくまとめて予選トップ通過で自身初のSG準優出を決めた。
準優では波乱もあったが、定松自身は準優も危なげなく逃げ切って優勝戦のポールポジションをゲット。優勝戦は1枠から定松、宮地元輝、馬場貴也、森高一真、瓜生正義、毒島誠と錚々たるメンバーが揃っていた。
本番は枠なり3/3の進入で、スリットはほぼ横一戦。まくり差しを狙った馬場を宮地がブロックする形に。定松は悠々と先マイを決め、バックで早々に独走態勢に入り、最後はガッツポーズを決めながらゴールラインを通過した。2着はまくり差し不発で外を回った馬場が、3着には差した森高が入線。3連単1-3-4は1,530円(6番人気)。
定松はデビュー約4年半でのSG初優勝で飾ると同時に、5000番台の選手では初のSGウィナー誕生となった。ピット帰投後は師匠の峰と涙の抱擁を交わし、同門の山田康二や上野真之介、末永和也らと喜びを分かち合っていた。