多摩川
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「高田ひかるさんを見つめながら引いた」川野芽唯が1号艇をゲット/多摩川クイーンズクライマックス
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ボートレース多摩川で開催中のPGI「第12回クイーンズクライマックス/QCシリーズ」は28日に4日目を迎えた。一時期はエースだった74号機とタッグを組んだのは川野芽唯。温水パイプがついてからパンチが落ちた上に、前節終盤で転覆するなど変調が心配されていた。
トライアル初戦の川野はスリットでやや劣勢で、道中では3着争いに敗れるなど気配はひと息。「リングを換えてエンジンパワーは上がっていると思うけど、それを活かせるペラにできなかった」とペラ調整を反省していた。また、74号機そのものについては「エース機って感じはない。中堅か、中堅よりマシかなって程度」と話しており、やはり機力は落ちてしまったようだった。
しかし、レース後に行われた枠番抽選では見事に2戦目の1枠をゲット。ガラポンの中に白玉と青玉しか残されていない中、2分の1の確率をものにしてみせた。この結果には「(先に1枠を引いていた)高田ひかるさんを見つめながら引いたら出ました」と笑顔。「1号艇なら自分との戦いになる。逃げることだけを考えて、ペラ調整していく」と改めて闘志に火がついたようだ。
2戦目12Rはスピード上位の渡邉優美、遠藤エミや、外枠には長嶋万記、田口節子と気配上位の選手が並ぶ激戦区だが、2度目のタイトル制覇に向けて川野も負けるわけにはいかないはず。メイチの逃げに期待したい。