多摩川
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平山智加が相性抜群の水面で10年ぶりのクイーンの座を目指す/多摩川クイーンズクライマックス
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ボートレース多摩川のPGI「第12回クイーンズクライマックス/QCシリーズ」は27日が開幕2日目。トライアル組で注目したいのが平山智加だ。ゲットした29号機は9月の当地女子戦で一度乗っているエンジンであり、時期は違えども調整面ではアドバンテージがありそうだ。エンジンそのものも平山が乗ってからも周年記念で小池修平が優出、直近のシリーズでも馬場剛が準優1枠ゲットに成功しているなど、悪くない動きを見せ続けている。
エンジンもさることながら、平山には「水面相性」という武器もある。当地で2020年にレディースチャンピオンを制したことも記憶に新しく、今年も当地を3節走って2優出と無類の当地巧者だ。本人も「9月に走っていて何となくイメージはあるし、走る機会も多い。アドバンテージはあると思う」と自信をのぞかせた。
今年は1月に浜名湖でFを切り「(昨年の)年末から良かったリズムが狂った」らしい。それでも8月から10月にかけては9節走って7優出と怒涛のラッシュを見せてトライアル入り。「いいエンジンを引けたのもあるけど、ペラが好調の要因になっている」とここにきてリズムは再び上昇している。狙うは10年ぶり2度目のティアラ戴冠。「またいい思い出を増やせるようにしたい」と奮闘を誓っていた。