多摩川
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清水沙樹がプレッシャーのかかる開幕カードを逃げて良好な滑り出し/多摩川クイーンズクライマックス
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ボートレース多摩川のPGI「第12回クイーンズクライマックス/QCシリーズ」が26日に初日を迎えた。開幕日は地元勢をピックアップしたい。
1Rの1枠を託されたのは清水沙樹だった。ビッグレースの初日は選手紹介もあるため、いつも以上に忙しい上にプレッシャーも大きそうだが、実際に清水は「めっちゃ緊張しましたよ。朝なんて(足が)試運転と違う時も多いし、選手紹介もあるし」と話してくれた。それでも本番ではまくりを放った西岡成美を受け止めて押し切り、「(逃げられて)良かったです」とホッとした表情を見せていた。枠にも恵まれて初日は1、2着といいスタートを切ることができた。舟足的には「直線は少し弱いかな」としながらも、「でも乗りやすいし、ターン回りは悪くなさそう。着も取れているしいいのかな」と初日としてはまずまずな感触だったようだ。
2024年前期は自身7期ぶりのA1級に復帰。実はここしばらくは「自分のペラが分からなくなっていた」らしい。だが「いいエンジンが何回か引けたってのもあるけど、(ペラは)前の人のベースで行くようになった」ことが奏功し、A1復帰につながったのではないかと語ってくれた。
泣いても笑っても今シリーズが今年ラスト。2023年をベストな形で締めくくるべく、2日目以降も果敢な走りに期待したい。