住之江
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守屋美穂が女子レーサーで唯一の準優勝負駆け/住之江グランプリ・グランプリシリーズ
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ボートレース住之江のSG「第38回グランプリ/グランプリシリーズ」は21日に3日目が行われた。
「トライアル2nd」に進出する事はできなかった毒島誠だが、シリーズ回りとなった3日目は悔しさを晴らすように活躍。前半予選6Rは逃げ、後半10R復活戦では2コースまくりで連勝を決めた。「ペラ調整と初日の整備で底上げできている。いいのは行き足。伸びにつながるところです。住之江でこれだけ出ているのは珍しい」と仕上がりに自信を示す。シリーズ戦での得点率は単独トップに浮上して、4日目9Rでは得点率トップを守り抜けるのかに注目が集まる。
3日目終了時点でシリーズ得点率1位は毒島、2位が深谷知博、3位に羽野直也とグランプリからシリーズ回りとなった選手が上位を独占。シリーズスタート組では井口佳典の4位が最高位で、地元勢では松井繁が8位タイ、田中信一郎が19位タイと予選通過を狙える位置に付ける。
14位タイに付ける守屋美穂の健闘も光る。今節は遠藤エミが欠場となり、女子レーサーは長嶋万記と守屋の2選手のみ。現在の18位につける椎名豊の6.20をボーダーと想定するなら、長嶋は残念ながら予選敗退が濃厚だが、守屋はここまで大崩れなく着をまとめる。「出足がいいですね」と気配も確かだが、「初日は出足も伸びも全体によくて、2日目から伸びは目立たなくなっているけど、調整でここかな?と思う部分があるのでやってみる」と更なる上積み余地も残す。4日目は調整力を発揮して1走3着条件の勝負駆けに挑む。