住之江
住之江
「今回が最後と思って臨んでいく」峰竜太の戦いが始まる/住之江グランプリ・グランプリシリーズ
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース住之江のSG「第38回グランプリ/グランプリシリーズ」は18日に前検日が行われた。選手が水面に姿を現し始めたのは17時20分あたり。日が落ちて気温もグッと下がった中、前検特訓が行われた。1、2班はトライアル1st、3、4班はトライアル2ndに出場する選手。グランプリシリーズのドリーム戦メンバーが5班で、その後は登録番号順に11班までが行われ、20時頃に調整などを含めた全ての工程が終了となった。
1班では桐生順平、山口剛が軽快な動き。両者ともにターンしてからの加速がスムーズで、早くも好仕上がり。2班では濱野谷憲吾、毒島誠が良かった。スリット手前からの加速感が良く、その延長で伸びる感じもあった。3班では峰竜太、石野貴之がスリット付近がパワフル。4班では馬場貴也、茅原悠紀、池田浩二が揃って好気配で大差は感じず。
5班では前田将太、篠崎元志の福岡勢が良かったが、吉田拡郎は直線から下がっていて明らかに劣勢。6班は松井繁、辻栄蔵のスリット気配が良かった。7班は昨年のグランプリ覇者・白井英治が水準以上の気配。8班は井口佳典、吉田俊彦がターン含めて全体に力強さがあった。9班は目立つ感じの選手はいなかったが、強いて言えば西村拓也が合格点。10班は上野真之介がスタート後に伸びていた。11班は上條暢嵩、山崎郡の地元勢が強めの印象だ。
注目は、21日の3日目に1走目を迎える獲得賞金ランキング上位6選手。賞金ランキング1位の峰は「良かったですよ。しっかり反応してくれてました。今の段階ではいい調整ができています」と手応えは上々。グランプリへの意気込みを問われると、「色々ありましたからね。今回が最後と思って臨んでいくつもりです。強い気持ちで、自分のスキルを最大限出して行きます」と話し、気合いの方も満点だ。
賞金ランキング2位・馬場は「押しやターンのグリップ感がしっかりしていて、前検としては僕の中では満足。昨年よりもメンタルを含めて強くなっている。6日間、持てる力を発揮して栄冠をつかみたい」とグランプリ初制覇に向けて闘志を燃やす。
茅原は「体感は良さそう。エンジンに力を感じる」と好感触。石野は「1回乗っているので、この中では一番いいと思っている」と88号機のポテンシャルを信頼している様子だった。池田は「回転は合ってないけど、悪くはなかった。時間があるし、本体も一通り見てみようと思う」とリラックスムード。磯部誠は「エンジン自体はいいと思う。すごい回転が出ているし、出足寄りのエンジン。最近では味わった事がないぐらいで、体感がメチャクチャいい」と2連対率トップの16号機を絶賛していた。