吉田裕平
吉田裕平

蒲郡

好相性の地元水面で吉田裕平がSG初Vを狙う!/蒲郡ボートレースダービー

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ボートレース蒲郡のSG「第70回ボートレースダービー」は29日に最終日を迎え、12Rでは優勝戦が行われる。

28日の5日目、一般戦でスタンドを大いに沸かせたのが6Rの高橋竜矢だ。2号艇からセンターの3コースを選択すると、コンマ01の快ショットから豪快まくりを決めた。これが嬉しいSG初勝利。「スタートは全速です。まくりで勝てたのは自信になりますね。足も良くなってる」と会心のレースに満面の笑みを見せた。この勢いに乗って攻める最終日も見逃せない存在だ。

準優10Rは磯部誠がインからまさかの立ち遅れ。山口剛が2コースから先まくりを決めて、優勝戦一番乗りを決めた。今年はペナルティーもあって前半はSG戦に出場できず賞金を加算できない状況だったが、9、10月とGI戦を立て続けに制してグランプリ出場圏内に浮上。その勢いのままダービーでも優勝戦に進出した。「チャレンジカップに行けたら万々歳と思っていたし、余計な欲はないですよ」と気負いはない。それでも色々と記録がかかる峰竜太の話題になると、「一番空気を読まないのは僕じゃないですか?」とニヤリ。無欲の攻めで2回目のSGタイトル奪取を狙う。

準優11Rでは1マークで落ち着いた攻めを見せた吉田裕平が2着を確保して、SG初出場で初優出を決めた。「みんなスピードがあって自分も緊張しているけど、すごく楽しめている」と堂々とした表情を見せた。デビュー初優出、初優勝はともに当地。「蒲郡には力をもらっている。ワンチャンあると思っています」と一発を狙って気合も十分だ。

準優12Rを制したのは峰。1年10ヶ月ぶりのSG戦で予選を首位通過。準優勝戦も勝って優勝戦の1号艇をゲットするという、スターらしい航跡を描いている。「やっぱりドラマがあると、ファンも盛り上がる。しんどい思いをしてきたけど、そこで結果を出すのがスーパースターじゃないかな」と持論を語る。最後も華麗に逃げて、峰伝説に新たな1ページを刻むことができるのか。最後まで目が離せない。

優勝戦の出走表はこちら 蒲郡12R