蒲郡
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蒲郡初代ナイターSG覇者・今垣光太郎の存在感/蒲郡ボートレースダービー
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ボートレース蒲郡のSG「第70回ボートレースダービー」は28日に準優勝戦が行われる。
4日目2Rで奮起の逃げを決めたのが青木玄太。深川真二に西島義則という名が連ねて1枠とはいえ決して楽ではないメンバー構成だったが。インを主張すると力強く押し切った。これがSG初勝利。「勝ててうれしい。ホッとしました」と安堵の表情。3日目の不良航法による減点で優勝争いからは脱落した形だが「足はいいですが、ターンが良くない。エンジンはいいと思う」と課題を挙げつつもエース機のパワーは健在。5日目以降も軽視は禁物の存在だ。
4Rを2着にまとめて得点率を6.80として、早々と準優進出を決めたのが深谷知博。ここまで白星こそないものの、堅実な立ち回りで大敗なく着をまとめている。羽野直也の5カドまくりで1マークはもつれる展開だったが、落ち着いてターンマークをきっちり回ると2番手の位置を確保した。「足はいいです」と言うものの、レース後も休むことなく調整に励んでいた。「もっと良くなりそうな感じはある。そこを狙って調整しています」とパワーアップの可能性も示唆する。5枠で臨む準優勝戦12Rの立ち回りにも注目。
7Rで会心のレースを見せたのが今垣光太郎だ。満を持して3カドに持ち出すとコンマ05のトップスタート。そこからグングン舟を伸ばして豪快にまくり切った。「今節は全部のSを全速で行けている」とスタートには自信あり。足に関しては「上位の足だけど、伸びていってるのはフルダッシュのぶんもありますね。出ている人はみんなチルト0。カカリは少し甘いけど、自分もそれで考えている」と冷静に分析するが、伸びがいいことに間違いはない。当地初代ナイターSG覇者がセミファイナルでもその存在感を存分にアピールしてくれそうだ。